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読売新聞文化欄・よみうり堂 [日々のこと]

本日(8/16)の読売新聞朝刊に、3面を使って読書の記事が出ていました。

読売新聞には読書委員会というものがあるらしく、その委員が選んだ「夏休みの一冊」というコーナーが特設され、22人の委員が200字くらいでお勧めの本を紹介しています。分野時代を問わず、夏休みに挑戦してみたらという思いが込められているせいか大著の紹介もちらほら。。対象は学生さんかもしれませんが、まとまった時間に長編を読んでみようというのは悪くない試みです。はるか昔ですが、私は福永武彦『死の島』を冬休みに一気に読了し、読み終わった時には頭がぼうっとしました。

紹介された本を見ると、私がblogやウェブサイトで紹介した本は1冊のみ、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』のみでした。残念ながら作品そのものについての紹介は(200字という制限があるせいか)充分なものではなくて、読者に読みたいと思わせるには至らないような・・・(^^; 字数制限があるとは言え、もう少し踏み込んだ説明をしてほしかったですね。

私が一番興味を惹いたのは、福岡氏が紹介している『論文捏造』(中公新書クラレ)でした。超伝導にまつわる発表のウソについて詳述した本らしいです。そう言えばしばらく前に韓国の有名な科学者が胚性幹細胞捏造事件で在宅起訴されましたね。

超伝導の世界は私はほとんど知らないのですが、しばらく前に室温超伝導や高温超伝導が話題になりましたね。同じようなネタで核融合も話題になっていたような。。本当に実現すれば画期的なことほど懐疑的になるべきなのに、現実にはなかなか難しいのでしょうか。

以上
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