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勝間和代『「有名人」になるということ』、ディスカヴァー・トゥエンティーワン(2012) [エッセイ・随筆]

勝間和代『「有名人」になるということ』、ディスカヴァー・トゥエンティーワン(2012)、1000円
ISBN978-4-7993-1161-5 C0230
☆☆☆★★

藤沢数希氏のブログで紹介されていたので、読んでみた。
経済評論家の勝間氏の書かれた、有名人になった前後の体験談、エッセイである。

第1章 有名人になるということ-そのメリットとデメリット
第2章 有名人になる方法
第3章 有名人をつくる人たち
第4章 「終わコン」有名人としてのブームが終わるとき

この著書の中で勝間氏が言及している、『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』と『お金は銀行に預けるな』は、私も昔読んだ。前者は良質なレファレンスが充実していて、ノウハウ本としてはなかり有用だった。(事実、私はこの本で”マインドマップ”という手法を知り、MindManagerなるソフトを知って導入した)また、後者は投資についてわかりやすく解説されていて、こちらも有用な本だった。

勝間氏はそれから多数の書籍を出していて、いくつかは購入して読んだ。堀江貴文氏、ひろゆき氏との共著『そこまで言うか』は面白かったが、それ以外はあまり興味を惹くのはなかった。有名になった後で出したコンテンツの質が必ずしもよいものではなかったことは勝間氏もこの本の中で言及しているので、ご本人も気がついているようだ。

藤沢氏は勝間氏が今までに稼いだ金銭は10億円くらいではないか、と推測している。文中にはいくら稼いだか明言はされていないが、今の状態に勝間氏が満足していないのは見て取れる。それは本書の後半以降に明確に現れているのだが、「終わコン」=終わったコンテンツ、と言われるのを彼女は最も恐れているのではなかろうか。で、結局どうしたいのかと言うと「終わった」と言われたくない、そのような客観的事実を周りからつきつけられたくない、ということなのだろう。いくら金銭的に稼ぎが上がろうがそれだけは絶対にイヤだと、それだけは強烈に感じる。

有名人、というのは他から受ける認知であるから、自分自身の内部基準に従うよりは外部からどう認識されるかという視点になるのは致し方ないとは思うが、もう少し自分自身の内面に軸を置いてもいいんじゃない、というのが率直な感想。まあ、「終わコン」と言われたくない、常に上昇していないと(上昇感を持っていないと)イヤ、ということだったら何も言えないが。。

この人、このスタイルで何時まで続けられるのかなあ・・・

以上


「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/04/28
  • メディア: 新書



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