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水月昭道『高学歴ワーキングプア』、光文社新書 [論説文]

先日書き込んだ、高学歴就職難民の続きで、非常勤講師の立場でパーマネント職を探している者からの現場レポート。
大学院重点化政策やポスドク制度についても、詳しく書かれているので、興味のある方にはお勧め。

水月明道『高学歴ワーキングプア』~「フリーター生産工場」としての大学院、光文社新書(2007), ¥700

著者の主張は、先のTV番組と同じで、専門職に固執するな、なのであるが、大学の姿勢についてかなり厳しく批判している点は新しい。「経営のために、学生を増やす」意識で大学を運営されたのではたまったものではない、卒業生の進路を真剣に考えてくれというメッセージであるが、これが本当だとしたらやはりかなりマズイことである。

大きな流れとしては小子化、学生減少の方向にあるのだから、学生も大学もそれを見据えた将来計画が必要、ということか。

以上

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