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感染列島 [映画]

今年の冬に上映された映画です。劇場では観ませんでしたが、DVDがレンタルされ始めたので借りてきて観ました。

いわゆるバイオ系のパニック映画ですが、新型インフルエンザが流行しているのも相まって映画の世界の話だと言い切れません。未知の猛毒のウイルスとか、新型の病原菌だとかいう話は宇宙人が攻めてくるよりも真実味がありますからね。

懸命に治療にあたる医師や看護スタッフ達の大変さはまずまずよく描けているのではないでしょうか。映画やTVに出てくる医師や刑事は現場で活躍してナンボという感じですね。

インフルエンザにしろ、他のウイルスで引き起こされる病気にしろ、回復した患者の血清を注入して治療するというのは、抗血清療法という科学的な根拠がある立派な治療法です。今でもエボラ出血熱に対する治療法としてエボラ熱から回復した患者の血清が用いられているそうな。

それにしても、あのオタク的雰囲気のある研究者が見つけたウイルスの姿は。。。ウイルスというよりも寄生虫のようでした(^^; HIVやインフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真を見てもわかりますが、ウイルスはもっと丸っこいですよね。しかも、シャーレを光学顕微鏡で覗いてウイルスを発見することもあり得ない話。。。ウイルスではなくて病原体としておいた方が科学的にはよかったのでは、と思いました。

それから、日本だけで蔓延することはあり得ないとか、患者からあれだけ出血があるとしたら医師や医療従事者はもっと感染しているはずだとか、設定に難がある部分もいくつかありましたが、まあよいのではないでしょうか。。パニックとしては、「アウトブレイク」の方が怖かったですけど。

以上
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