勝間和代『まじめの罠』、光文社新書(2011) [論説文]
勝間和代は、ご本人が会計のプロ(会計士)であることと外資系コンサルティング会社での実務経験をお持ちであるのが特色で、この2分野について書かれた本は結構面白いと思っています。それから派生した仕事術のようないわゆるハウツーものについては、人それぞれかと思いますが様々な情報源やツールをかなり丁寧に紹介してくれているので、人によっては有益な情報でしょう。私は勝間氏の本からマインドマップとこれを作成するソフト, Mind Managerを知って現在も使用しています。
ただ、そこから更に派生した生き方や精神論の部分になってくると、面白い部分はあるのもの清涼飲料剤のような要素が強くなってきます。その時は読んで面白いけどあまり残らないというか、まあそういう風に感じているわけですね。この本もそんな精神的清涼飲料剤の一つ、かな。要はこつこつやるのがどのような場合にでも美徳となるわけではなく、精度は落ちても他のこと(所要時間とか)を考えて価まじめの価値を決めたらどうですか、というような内容です。
まじめの弊害についての話が延々と続くので、まじめにやっている(と思っている)人にはバカにされたような気分を味わうかもしれません。過程ではなくてもっと結果を直視しようよというのは、結構大事なことなので、まあリアル書店やアマゾンでちょっと見てみる価値はあるかも。
ただ、そこから更に派生した生き方や精神論の部分になってくると、面白い部分はあるのもの清涼飲料剤のような要素が強くなってきます。その時は読んで面白いけどあまり残らないというか、まあそういう風に感じているわけですね。この本もそんな精神的清涼飲料剤の一つ、かな。要はこつこつやるのがどのような場合にでも美徳となるわけではなく、精度は落ちても他のこと(所要時間とか)を考えて価まじめの価値を決めたらどうですか、というような内容です。
まじめの弊害についての話が延々と続くので、まじめにやっている(と思っている)人にはバカにされたような気分を味わうかもしれません。過程ではなくてもっと結果を直視しようよというのは、結構大事なことなので、まあリアル書店やアマゾンでちょっと見てみる価値はあるかも。
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